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Arkansas Freeway - アーカンソー フリーウェイ -「犬吠埼記 第五章」

第五章
~トンネルを抜けると、そこは・・・~


   深夜のコンビニとは、昼間に比べて、時間がゆっくり流れております。このコンビニに着いたのは21日になったばかりの時間。草木も眠る丑刻時でございました。そこで、私たちがしたことっていうことって言うのは、何のことはないただの談笑でした。でも、まぁ、人に気持ちとか覚悟とか動機とかは変わりやすいもので、この談笑が、犬吠埼記第二部の発端であります。

21日未明のLAWSONにて

しゅーと:「くま、ホントにこのまま帰っちゃうの?」
くま  :「う~ん、どうしようかな・・・
      でも、これ以上は体がついていかない気がする(笑)
      ここにくるのだけで、かなりきつかったし・・・」
けいすけ:「え~ くまちゃんと肉そば食べるの楽しみにしてたのに~」
くま  :「そうだねwww
      うん、このまま帰ったら、せっかくここまで来たのに、
      なんかね、物足りないねw
      どこか、いけそうな場所ないかな?
      (地図を取り出す)
      いま、ここ(犬吠埼)だから・・・」

一同、地図を覗き込む。

おの  :「大阪とかは?wwwww」
一同  :「いやいやいやいやwww」

また、地図を覗き込む。

けいすけ:「いつ帰るっていってきたの?」
くま  :「えーと、木曜(22日)か、金曜(23日)か、土曜(24日)か、
      そのうち帰るよっていいてきた(笑)」
一同  :「wwwwそのうちってww」

また、地図を覗き込む。

しゅーと:「房総半島とか行ってみれば?ツーリングはいいらしいよ」
くま  :「でも、泊まる場所あるかな?」
しゅーと:「館山辺りまでいけたら、結構あるよ」
くま  :「館山ってどご?」
しゅーと:「えーっと、ここ。房総半島の南端」
けいすけ:「じゃぁ、今日(21日)はそこに泊まって、

明日(22日)に家においでよ!
くま  :「そうすると・・・、ここの道を行けば、いいんだな。。。
      遠っ!!!

そうです。このとき、目的地が決まりました。


  さて、成東駅を出て国道126号に乗りましょう。そして、128号に乗り換えです。おっと、そういえば、まだ目的地までの道順説明していませんでしたね。これは失敬w 目的地は、コンビニでの会話通り、房総半島の南端、館山市です。国道128号に沿って行けばつけます。えーと、距離は約143kmです。時速40km平均で行けば、3時間半ほどの距離ですね。ははは、笑いますかw 笑ってもらえてよかったです(笑)。 っということで、犬吠埼記第二部、房総半島篇スタートです!

   天気は、快晴。おなかは満腹。燃料は満タン。っと極度の眠気を覗けば申し分ない状態であります(笑)。時刻は11時過ぎで、平日ということもあって、車どおりはそこまで多くはありません。そして、不思議なことに、出発するまで、ぶっ倒れるほどあった眠気がうそのように、去っていました。きっと、これから出会う、まだ見たことない景色を前に、期待と興奮で消えでしまったのでしょう

   国道128号は、とても穏やかな道路です(笑)。田舎道で、田んぼしかありません。私のうちの周りも田んぼしかありませんが、こことは少し違う印象ですね。そんな道をのんびりと楽に南に下っていきます。あ、そのときの私のいでたちですか? えーと、上から、ジェットヘル、ウィンドブレーカ代わりのカッパ、そして7分丈のズボンです。そうそう、第四章の集合写真の服装ですね。暑かったで、このくらいの格好がちょうど良かったです。

   芝原あたりで、128号は房総横断道路という名前になります。そうです。そこを、左折です。ほら、房総横断道路(128号)はこっちだよ、と「青い看板」が教えてくれてるでしょ?(笑) この横断道路はその名の通り、房総半島を横に走っています。あ、そうそう、この道路に入ってから気がついたのですが、植物が南国風になっています(笑) この気温とあいまって、気分はどこか異国に来た感じがしますよww いや、ホントに(笑)。 山の形が特徴的でした。写真撮ってなくてすみません;; 山々を縫っていくように走るので、空気はきれいでしたし、はじめて見る様な景色だったのでとても新鮮でしたよ! ぜひ、この道を晴れた日にバイクで通ってみてください! 私の言わんとしている事がわかるはずです(笑)。

   海の匂いを感じたのは、ちょうど東浪見という所に差し掛かった辺り。
なんだか、腰のおくが、むず痒くなるような感じがします。マッサージしても、一向に、キターーーー!って感覚がない腰痛の感じに似ています(ってわかるかな?w)。どうにも、落ち着きませんw そんなとき、頭の中に流れていた曲は、

♪I Love Music - Andrew W. K.

でした。さぁ、この曲のテンポのようにテンション上げていきましょう!ww あっと、海が見えてきました! ん、どうやら、九十九里ビーチラインの終わりがここらしいです。 場所は、もちろん、九十九里浜の南の端っこです(笑)。房総横断道路は房総半島を横断しきったので、その名を外房黒潮ラインと変えます。依然として128号なので、迷うことはないでしょう。しっかし、黒潮の名前の通り、かなり暑いですw この道路は、右手に房総半島の特徴的な山々、左手に太平洋、という、とても素晴らしい道路です。何が素晴らしいかって? そりゃぁアレですよ! 海と山が一度に楽しめるんですよ! スゴイじゃないですか!(笑)。 おぉ!そういっている間に、海に面した道になっています。漁船なんかがあって、とてもイイですw へ~網代湾って言うんですねここ。

   もうすぐ勝浦というところらしいです。どんなところなんだろうなぁ。。。ん?なんか、展望エリアみたいなところに、ものすごい量の車が止まっていますよ。見物人もいっぱいです。何があるんでしょう? ってことで、ちょっと原付を止めますね(笑)。


おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!サーフィンやってる!!はじめて生で見ました!ってことで、撮影開始です!

IMG_9255.JPGこのサーファー、ポーズ決まってますwIMG_9266.JPGきれい!!


すごいです!人が波の上で立っています! 数えてみると、9人ほどのサーファーが波を待っている模様。いやぁ、はやく波に乗ってくれないかなぁ?などと、カメラを構えている私の横では、一人のサーファーがじっと、波を見つめておりました。

IMG_9277.JPG絵になりますねw

すごい、すごい!っと必死になってシャッターを切っている私を、正気に戻したのは、周りからの視線でしたw 原付と私とカメラを行ったりきたりしています(笑)。それは、当たり前だって? ははは(笑)、だれたってそう思うに決まってるって顔してますねw そうですよねw そんなの当たり前ですよね(笑) いきなり、原付でやってきて、いきなり、こんな、パッと見プロ用のカメラバックから出してきて、写真撮りまくってたら、誰だって驚きますよね!! え?そっちじゃないって? あぁw そっちですかw 原付のナンバーのほうですねw これは失敬失敬(笑)。

   さて、視線が痛くなってきたので、そろそろ出発しましょう!(笑) 勝浦中央海水浴場をあとにして、外房線を南下します。目的地の館山まではあとどのくらいなんでしょう? 時刻は1時ちょい過ぎです。へ~、ここからは、山を縫っていくように道が続いていますね。お!トンネルです。国道6号のトンネルでは嫌な思い出しかないのですが、ここのはどうなんでしょう?(笑)


おぉ!すごい!こんなにトンネルが楽しいとは思ってもいませんでした!すごいです! え?何がすごいかって? それはといいますと・・・ あ!またトンネルです! すげ~~~! またトンネルこないかなぁ。。。来ました来ました!またまたトンネルです。ホントにすごいです。 ちょっと、怒らないでくださいよ(笑笑)。何がすごいか説明しますんでww えーと、うまく説明できればいいんですが・・・ はい?写真を見せろと? はぁ、すみません;; 実は・・・トンネルに感動してて、撮り忘れました(笑)。面目ないw がんばって、文章で説明しますね。えーと、見た目も入り口も中も出口も普通のトンネルです(笑)。 ははは、そんなに、ムスッとしないでくださいよ(笑)。何がすごいかって言うと、トンネルの中から見える出口の光景です! あ、スゴさがわかりませんか・・・ ん~なんて表現したらいいんだろ・・・ そうですねぇ、たとえるなら、トンネルを抜けたらそこは・・・ってな感じです(笑) トンネルの中の暗さが、外の明るさを引き立てて、山々の緑を一層鮮やかにしているんです。高コントラストでホワイトバランス補正をG9、ついでに露出補正を+0.3にした感じです(わかり難くてすいません;)。こんなに、トンネルの出口を見たいと思ったのは初めての経験で、トンネルが来るのが楽しくて、興奮してしまいました(笑)。ぜひ、ぜひよく晴れた夏の日にこの外房線(外房黒潮ライン)を通ってください! そうすれば、トンネルに感動する私の気持ちがわかるはずです!

   あ、館山市に入りました。そろそろ、今晩の宿を探さないといけませんね。ん~どっかいいところないかなぁ~。っと市内をちょっとさまよっています。そんなこんなで行き着いた先は館山駅付近。幸運なことに素泊まりOKな民宿がいっぱいあります。あ、ここがよさそうです。館山旅館。民宿で素泊まりOK、テレビとエアコンとインターネット完備で3500円~。うん。ここにしましょう!えーと入り口は・・・ここかな? ・・・5歳くらいの女の子が、玄関に座って、アイスを食べています。ここで、あってるよな!?(館山旅館と書いてある看板を見直す)。 うん。あってる。 ・・・女の子がじっとこちを見ていますww

くま  :「えーと。。。すみませーん!
女の子 :「ママ~」

30代女性が出てくる。

女性  :「はいはい。ようこそいらっしゃい」
くま  :「今日1日泊まりたいんですけど、大丈夫ですか?」
女性  :「はい。大丈夫ですよ。
      えーと、今、4000円の部屋と4500円の部屋があるんですけど、
      どっちがいいですか?」
くま  :「ん~と、どう違うんですか?w」
女性  :「4000円の部屋はお風呂と洗面所が遠いです。」
くま  :「4500円のほうで(即決w)」
女性  :「はいww。いま、領収証書きますね。
      あ、バイクは、そのバイクの隣においておいてもらえますか?」
くま  :「あ、はい。わかりました。」

50代くらいの女性がさっきの女の子と話し始める。どうやら、家族で経営している模様。原付を駐輪する際に、シャッターに頭を強打して悶絶するところをご家族全員に見られてしまう(笑)

くま  :「(頭をさすりながら)おじゃましますww」
女性  :「ww こちらにどうぞ(リビングに通される)。
      ここに、必要事項かいてもらえますか?」

名前、性別、年齢を書き始める。それに続いて住所を書く。

女性  :「!!!! え?宮城県から来られたんですか!?
      (住所と私の顔を交互に見ているw)」
くま  :「はいwww」
女性  :「え・・・原付で??」
くま  :「はいw そうですwwww」
女性  :「うん。若さだねw」
くま  ;「はははwww」
女性  :「はい、領収書。部屋は2回の207号室になります。」
くま  :「はい。ありがとうございます。」

リビングは、玄関の右手側。2階に上がる階段は玄関の目の前にありました。階段を上がってすぐの部屋が、私が泊まる部屋です。部屋に入ると、なんとなんと、もう布団が敷いてありました!!これはありがたい! 先ほどの50代の女性が準備してくれたようです。うん。この民宿は正解だww えーと、時刻は午後3時17分。。。 よし、

みなさん、おやすみなさいwwww


次回、けいすけとの再会偏です




















































3.gif成東駅~館山
注:Livedoorルート検索より引用






































IMG_9268.JPG1、2、3・・・9人もいます!
IMG_9279.JPG干してありましたw
IMG_9281.JPGポーズが決まっていたサーファー
IMG_9283.JPG男らしいww
IMG_9284.JPGもう終わりなのかな?
















































8.jpg立派ですねwww

   

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